気が付けばお子さんが習い事をする年齢になってきて、そろそろ英会話を始めさせたいと考えている親御さんも多いのではないでしょうか?
言語習得に関わる脳の発達を考えたときに、英会話学習は早くて4〜6歳頃から、本格的に学習するなら7歳頃から取り組むのがよいと言われています。
出来れば学習効果のあるものを選びたいけど選択肢が多くて…
そんなお子さんの習い事だからこそ、事前の情報収集が大変ですよね。
この記事ではオンライン英会話と通学型英会話、それぞれのメリット、デメリットをご紹介します。
ぜひ、英会話スクール選びの参考にしてみてください。
土屋 剛(つちや ごう)
- 株式会社FCTGファイナンシャルプランナーズ:代表
- 講演実績:SBI証券や楽天等のマネーセミナー講師、確定拠出年金投資教育講師
- 保有資格:ファイナンシャルプランナー(CFP®)、日商簿記2級、一種証券外務員資格
1. 今や自宅が世界規模の学びの場!オンライン英会話のメリット5選
1-1. いつでもどこでも、ネット環境さえあれば学習できる
英語を習得する上で必要なのは、言うまでもなく継続することです。
学習したい時に時間や場所を特定することなく学習できるオンライン英会話は、その点で非常に利便性が高いと言えます。
特に初学者は学習ペースを掴むことが必要です。日々の限られた時間の中で自宅で完結するオンライン英会話は、日常生活の中で無理なく始められる学習方法になるでしょう。
1-2. レッスン料金が安い(通学型英会話と比べて)
続いて料金ですが、オンライン英会話はそのレッスン料金にも魅力があります。
ネイティブ講師のプランやノンネイティブ講師のプランなど、選ぶプランにより金額に変動はあるものの、通学型英会話スクールと比べてレッスン料金が安いものが大部分を占めます。
またスクールに通うための交通費もかからないため、習い事にかかる費用を節約したい場合にもおすすめです。
送り迎えの必要がなくて、さらに安いのは魅力ですね!
1-3. レッスン前に講師の評価が確認できる
オンライン英会話には講師のプロフィールページがあり、そこで受講生からの評価を確認できます。
総合的な☆の数であったり、また実際の受講生のコメントを見られるため、講師を選択する際の基準になります。
例えばお子さん世代に評価の高い講師を選択することで、同様にリラックスして受講することができるなど、事前に講師の評価を確認できることは非常にメリットが大きいです。
1-4. レッスンの回数、長さを自分流にカスタマイズできる
オンライン英会話には、あらかじめレッスン時間が決められているスクールもありますが、中には受講生自身がレッスン時間を決められるスクールもあります。
また、レッスン回数が無制限のスクールがあったり、反対に必ず毎日レッスンを受けなければいけないという事もありません。
このようにスケジュールに合わせた学習が可能であることは、無理なく続けられる大切な要素になります。
これなら親が共働きでもスケジュールを調整して無理なく続けられそうですね!
1-5. PCを使用するため、会話以外のスキルが身につく
お子さんがオンライン英会話を受講する際、PCなどのデバイスを使用することが殆どかと思います。
受講にはログインから教材選び、さらにはチャットを使用して学習する場面などもあり、学習の流れの中で自然とタイピングの練習も可能になります。
最初は親のサポートが必要になりますが、今後求められるPCスキルも身に付くオンライン英会話はコストパフォーマンスの良い選択になるのではないでしょうか。
2. オンライン英会話のデメリット4選
2-1. 学習の精度が通信状況に左右される
場所を選ばず学習が可能なオンライン英会話ですが、逆を言えばインターネットの通信状況が重要になってきます。
オンライン英会話に推奨される通信速度は100kbps~5Mbsと言われており、これ以上あれば快適に受講できるとされています。
また講師側の通信状況が原因でレッスンが中断されてしまうこともあるため、そのような接続トラブルの際にはサポートセンターに連絡をすると良いでしょう。
2-2. モチベーションを維持しづらい
学習者同士の交流ができるとモチベーションも上がるかと思いますが、残念ながらオンライン英会話は基本的に個人レッスンになります。そのため生徒同士の交流は殆どありません。
学習効果を高めるためには、お気に入りの講師や相性の良い講師を見つけて定期的にその講師のレッスンを受講することをおすすめします。
たしかに、できるだけ同じ講師のレッスンを受ければ成長を認めてもらいやすいですし、子どももモチベーションを保てそうですね!
わたしたちも、子どもがなにを学んでいるのか定期的にチェックしたほうが良さそうですね!
2-3. お子さんが小さなうちは、親のサポートが必要な場合もある
オンライン英会話を学習する小さな子供にとっては、デバイスの操作も含め慣れるまで親のサポートが必要になるでしょう。
画面越しの英語での会話ということもあり、お子さんが英語を話せないうちは親がコミュニケーションを取る必要があります。
日本語対応可能な講師を選択すれば少しハードルは下がりますが、英語は触れれば触れただけ習得しやすいため、レッスン中に日本語を使用するバランスは重要です。
2-4. PCなど大きな画面のデバイスがあると学習がスムーズ
フリートークであればレッスン画面上に講師の顔のみ写れば良いかと思いますが、教材を使用する場合やチャットを使用する場合にはある程度の画面サイズが必要になります。
ある程度会話ができるようになるまでは、初学者向けの教材を使用することが多いと思います。
スマホでも受講できなくは無いですが、前述の理由から、大きな画面で受講すると画面を切り替える必要がなく、落ち着いて学習に集中できるでしょう。
3. モチベーション確保!通学型英会話のメリット5選
3-1. モチベーションを維持しやすい
スクールに通学するという点で、習い事としての存在感が大きく、習慣化しやすい通学型英会話。
また出迎えてくれる講師陣はいつもの顔ぶれのため、その安心感はモチベーションを維持する要因になるでしょう。
学習について相談したい際には、対面で話せるので、カウンセラーの存在をより身近に感じることも大きなメリットです。
いつも同じ先生に見てもらえると安心感も違いますね!
3-2. 生の英会話に触れられるため本番に強くなる
通学型英会話の最大のメリットは、何と言っても対面で会話が出来ることにあります。
頭で分かっていても、いざとなると言葉が出てこないという状況は辛いものですが、講師を目の前にした会話は本番に強いメンタルを育みます。
このように、生の英会話からは実践力が身に付きやすいと言えるでしょう。
3-3. スケジュールが決まっているため、学習を習慣化しやすい
英語を習得する上で大切な学習の習慣化。
あらかじめスケジュールが組まれる通学型英会話は、学習サイクルが習慣化されやすいこともメリットの一つです。
固定の学習日などを設けることで自動的に学習時間を得ることができ、ゴール設定に基づいた長期的な学習目標を立てることが可能になります。
3-4. グループレッスンが選択肢にある
グループレッスンなどで友達ができるのは、通学型英会話ならではのメリットです。
うちの子はどちらかというと、お友だちと一緒のほうがやる気が出るタイプかしら…
お子さんの性格にもよりますが、仲間意識を持つことでモチベーションを保ちやすく、良きライバルを持つことで意欲が高まると考えていらっしゃる親御さんは多いようです。
また英語学習に限らず、友達と会えることによる総合的な楽しみが、更なるモチベーションアップの要素になるでしょう。
3-5. 日本人バイリンガル講師の安心感がある
オンライン英会話を学習する小さな子供にとって、日本語対応可能な講師の存在は大きいかもしれません。
通学型英会話では、日本人講師が在籍するスクールも選択可能です。
特に入会時は手続きなどで細かなコミュニケーションが必要なため、親御さん自身も日本語対応の講師やカウンセラーに助けられるケースも多いでしょう。
英語のみのスクールで英語を浴びさせるも良し、日本語サポートを利用するも良し、じっくりとお子さんの性格に合ったスクール選びをおすすめします。
4. 通学型英会話のデメリット4選
4-1.レッスン料金が高い(オンライン英会話と比べて)
通学型英会話はオンライン英会話と比べてレッスン料金が高くなります。
更には個人レッスンやグループレッスンなど、選ぶプランにより金額に大きな開きがあるのが特徴です。
また移動にかかる交通費についても考慮する必要があります。
そのため、個人レッスンかグループレッスン、どちらが向いているかお子さんの性格やご家庭の状況を見据えて選択すると良いでしょう。
4-2. 毎日は通えないため学習時間が少ない(オンライン英会話と比べて)
通学型英会話の最大のデメリットは、オンライン英会話と比較した時にその学習時間にあるでしょう。
レッスン料金が高いため毎日受講することが難しく、学習時間の合計でみると圧倒的にオンライン英会話に劣る傾向にあります。
対面で会話できるという通学型英会話スクールならではのメリットを最大限に活かし、オンライン英会話との差別化を図ることで、より高い学習効果を期待できます。
4-3. 通うまで先生の評価が分かりづらい
英会話習得に大切なのが、本人の意欲同様に講師の質です。
他力本願ではありませんが、初学者にとって本人の意欲を高めてくれるような講師に出会えることが、英会話学習の助けになると言っても過言ではありません。
通学型英会話の場合、オンライン英会話のような講師ごとの評価が分かりづらいため、入会を検討する際には実際の講師に会えるような体験レッスンなどを積極的に活用すると良いでしょう。
4-4. お子さんが小さなうちは、親の送迎が必要
言うまでもありませんが、通学型スクールには移動が伴います。
他の習い事同様、お子さんが小さなうちは送迎が必要なため、学習スケジュールを決める際には親御さんのスケジュールも考慮する必要があります。
レッスン中の待ち時間を有効に活用できれば、送迎というデメリットを最小に抑えることが出来るかもしれませんが、オンライン英会話のような、自宅で完結する習い事が魅力的に感じる理由はこういう点にもありそうです。
お子さんと家庭の状況に合わせてスクール選びを
本記事ではオンライン英会話と通学型英会話、それぞれの特徴について解説してきました。
オンライン、通学型、更には今回の記事では割愛した価格帯やカリキュラムの内容も様々、習い事の中でも特に選択の幅が広いのが英会話です。
その特徴だけを見て決めるのではなく、それぞれの特徴を理解した上で実際にお子さんがどちらに向いているかを考えて決められると良いかと思います。
選択肢が多いと悩ましく思えますが、ご家庭の状況も踏まえて無理なく続けられる選択をしましょう。
「習いごとをさせたいけれど家計が…」とお悩みの方は、諦める前にぜひ一度ご相談ください!
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