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水漏れ等のトラブル時はマグネット広告に注意!ぼったくり業者への対処法4選

水漏れ等のトラブル時はマグネット広告に注意!ぼったくり業者への対処法4選
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もし、夜間にいきなり

  • トイレやお風呂の水漏れやつまりが発生してしまった
  • 鍵を無くして家に入れなくなってしまった

などのトラブルが起きたら、あなたはどこに連絡・相談をしますか?

マネ男

郵便ポストに入ってたマグネット広告に「24時間レスキュー対応」って書いてあったから、あそこに連絡してみようかな?

とお考えになった方…。

金銭面で”数十万円近くの損害”が発生する可能性があります。

というのも、よくあるマグネット型広告などには、ぼったくり業者が紛れているケースが多いからです。

とはいえ、「ぼったくり業者に騙されないための対処法」や「実際にどんな問題に巻き込まれるのか」などがわかっていないと、緊急時に正しい対応をするのは難しいですよね。

そこで本記事では、特に金銭問題には目を光らせているFP歴15年の土屋が、以下の方に役立つ情報を紹介していきます!

本記事がおすすめの方
  • ぼったくり業者に騙されないための知恵を付けたい方
  • マグネット型を含む危険な広告を見抜く方法を知りたい方
  • 信頼できる業者を探すコツを知りたい方
土屋剛(FP)

緊急時は誰でもお金の判断が鈍りがちです。

本記事を読んで、自分を守るためのお金の知識を身に着けていきましょう!

執筆者・監修者

土屋 剛(つちや ごう)

株式会社FCTGファイナンシャルプランナーズ:代表

土屋 剛
CFP®/二種証券外務員資格/日商簿記2級
もくじ

【悪徳業者の手口3選】水漏れでマグネット広告等が危険な理由

【悪徳業者の手口3選】水漏れでマグネット広告等が危険な理由

ぼったくり業者に騙されないためには、まずは敵を知ることが重要です。

というのも、ぼったくり業者は何もマグネット広告にだけ潜んでいるわけではありません。

  • インターネット上で検索上位に出てくる業者
  • 電話帳

などにも、予期せぬトラブルに焦った顧客を騙そうとする悪徳業者が紛れ込んでいるのです。

とはいえ、騙す側の手口は巧妙。

実際にここ数年は、「暮らしのレスキューサービス※1」において、事業者から高額請求を受けたという消費者トラブルが増加しています。

暮らしのレスキューサービスの相談件数※2
2016年
2,437件
2017年
2,805件
2018年
3,386件
2019年
3,771件
2020年
5,882件

つまり、ぼったくりか否かを見抜くためには、消費者側も実際のトラブル事例を元に騙す側の手口をよく知っておく必要があるのです。

土屋剛(FP)

この次に、国民生活センターなどが公表している3つのトラブル事例を紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね!

事例①嘘の説明で高額請求される

近年、水回りトラブルの修理で嘘の説明をして高額請求をする業者が増えています。

実際に2019年2~4月に見積もり依頼をした顧客に対し、

  • トイレ部品が製造中止になっていて、全部交換する必要があると嘘をつく
  • クーリングオフの対象なのに対象外と虚偽説明をする
  • 一度成立したクーリングオフを何度も電話をかけてやめさせる
  • インターネット上では、「3,300円から」などと安さを強調して、数十万円の作業料を取る

などの対応をしたとして、マグネット型広告や電話帳に名前を載せている「水道屋本舗」が消費者庁から業務停止命令を受けました。

国民生活センターにも以下のような事例が掲載されており、インターネットやマグネットチラシなどの広告金額のみを鵜呑みにする危険性について注意喚起されています。

夜に自宅マンションのトイレが詰まった。インターネット広告に「料金390円から」と記載された事業者に修理をお願いしたいと電話した。(中略)

男性2人の作業員が到着し、高圧ポンプで10分程作業した。解消されないので「便器を外して排水管を確認する。3万円かかる」と言われ了承した。「長年の汚れが蓄積して詰まった。こんなにひどいのは初めてだ。通貫作業が必要で20万円前後かかる」と言われた。(中略)

さらに「詰まり再発防止のため、薬剤と特殊な機械による清掃で15万円かかる」と言われ応じた。全ての作業は30分程度で完了し、詰まりも解消したが最終的に約55万円の契約書を渡された。(以後省略)

引用:トイレ修理で「390円から」のネット広告をみて依頼したら55万円の請求を受けた|国民生活センター
マネ子

こんなに畳み掛けるように料金を増やされたら、どうしていいかわからなくなりそうね。

土屋剛(FP)

様々な理由をつけて次々と高額な作業を提案された場合には、違和感を感じた段階で作業を中断してもらうようにしましょう!

マネ子

でもせっかく依頼したし、作業途中で帰られたらお金だけ払って損することにならない?

土屋剛(FP)

明らかに納得できない料金や作業内容の場合は、強い意志を持ってその場で支払いを断ることが重要です。

仮に、業者と揉めてしまったら「消費生活センターに相談するのでお待ちください」と伝えるのがおすすめですよ。

マネ子

なるほど。

自分で対応するのが難しい場合には、行政のプロの力を借りればいいんですね!

困ったときの相談先
  • 全国共通で188と3桁入力すれば、消費生活センターに電話が繋がります。

事例②見積り無料と書かれていたのに、作業費を請求される

以下の事例のように、「見積り無料」と書かれていても作業費を請求されるケースもあります。

蛇口から水漏れが発生したので「見積もり・出張無料」と書かれたポスティングチラシの事業者に電話で見積もりを依頼した。

来訪した事業者は「詳しい見積もりを出すために水道管の内部を見る」と言って蛇口を取り外した。その後、「蛇口がさびて給水配管の中の状態もよくない。給水設備全体の交換が必要だ」と言って50万円の見積書を見せられた。(中略)

「工事はやらない」と伝えたら「断わるなら蛇口取り外し料金約2万円を支払ってほしい」と言われた。(以下省略)

引用:水漏れ修理、解錠など「暮らしのレスキューサービス」でのトラブルにご注意|国民生活センター
土屋剛(FP)

事前説明にない作業費を取られそうになった場合は、やはり冷静になりすぐにお金を支払わないのがポイントです。

マネ男

「2万円で済むなら…」と思いがちだけど、やっぱり後悔しないためには時間を置いたほうがいいんだね。

土屋剛(FP)

そうですね。

業者には「相見積もりを取る予定なので、依頼するかは後ほど連絡します」などと伝えて一旦時間を起き、最寄りの消費生活センターに相談してから対応するのがおすすめですよ!

困ったときの相談先
  • 全国共通で188と3桁入力すれば、消費生活センターに電話が繋がります。

事例③作業を断ったらキャンセル料を請求される

以下のように、高額請求をしっかり断ってもキャンセル料を請求されてしまうケースもあります。

夜中の12時頃帰宅し、鍵を紛失したことに気付き、スマートフォンで「地元の鍵業者」と検索し、一番上に表示された業者に電話をした。業者に住所を教え、料金を確認した。「1万4,000円になる。追加料金がかかる場合もある」と言われ、自宅に来てもらうことになった。

作業員から「特殊な鍵なので5万円かかる」と言われたが、事前に聞いた説明から1~2万円と想定していたので高額だと思い作業を断ったところ、「キャンセル料として4,000円を払ってほしい」と言われた。

財布もなくしていたので支払えないと伝えると、書類を渡され「指定の日付までに銀行振り込みをしてほしい。払わなければ裁判を起こす」と言われた。(以下、省略)

引用:どんなトラブルが発生しているの? | 暮らしに役立つ情報 | モバイル政府広報オンライン
マネ太

高額請求を断っても裁判を起こすと脅されたら、どうしたらいいかわからなくなるね。

土屋剛(FP)

こういった場合も、もちろん焦って支払う必要はありません。

状況にもよりますが、やはり消費生活センターに連絡して判断を仰いだほうが安心でしょう。

困ったときの相談先
  • 全国共通で188と3桁入力すれば、消費生活センターに電話が繋がります。
マネ太

いざというときに消費生活センターがあるから安心とはいえ、そもそもこんなトラブルが起きないように予防できないのかな?

土屋剛(FP)

そうですね。緊急時だからこそ、最初から適正価格で修理してくれる業者さんを選ぶ方法を知っておきたいですよね。

アドバイスとしては、この次に紹介する4つの対処法を試していただくと信頼できる業者を選びやすくなります!

水漏れ等の緊急時に適正価格で修理してもらう4つの対処法

水漏れ等の緊急時に適正価格で修理してもらう4つの対処法

水漏れ等の緊急時に、適正価格で修理してくれる業者を見抜くための対処法は、

  1. 賃貸やマンションは管理会社に相談する
  2. 戸建ては住宅会社や施工業者に相談する
  3. 自治体の水道局に連絡する
  4. 相見積もりを取る

の4つです。

土屋剛(FP)

それぞれどういうことか、お話していきますね。

①賃貸やマンションは管理会社に相談する

第一に、水漏れ等の緊急トラブルが発生した際に賃貸アパートやマンションに住んでいる場合には、管理会社に連絡するのがおすすめです。

なぜなら、管理会社であれば、無償対応してもらえるケースがあるからです。

土屋剛(FP)

ただし、状況によっては有償対応の場合もあります。

料金に納得できない場合にはこの後に紹介する③④の方法を実践してみましょう。

②戸建ては住宅会社や施工業者に相談する

第二に、水漏れ等の緊急トラブルが発生した際に戸建てに住んでいる場合には、住宅会社や施工業者に相談するのがおすすめです。

戸建ては、保証やアフターフォローがついているケースが多く、場合によっては無償対応してもらえる可能性が高いからです。

逆に、自己判断で業者に依頼して修理をしてしまうと、保証適用外になってしまう場合もあるので注意してください。

また、鍵の場合には補償内容によっても異なりますが、「火災保険の開錠サービス」を利用できる場合があります。

保険の存在を忘れていてすでに別業者に開錠を依頼した後でも、保険会社が定める期間内であれば補償が受けられるケースもあるので覚えておきましょう。

土屋剛(FP)

上記の方法はすぐに対応してもらうのが難しいこともあります。

急ぎの場合は、この後に紹介する③④の方法も検討してみてくださいね!

③自治体の水道局に連絡する

第三に、予期せぬアクシデントで管理会社や住宅会社の連絡先を調べるのが難しい場合は各自治体の水道局に連絡するのがおすすめです。

なぜなら、水道局に連絡すると市区町村の指定給水装置工事事業者を紹介してもらえるからです。

ただし、水道局の指定業者だからといって、高額請求等が全く発生しないという保証はありません。

作業や契約を進める前には、指定業者であっても

  • 工事内容や費用について、事前に十分な説明を受ける
  • 複数の指定業者から見積りを取り、内容を検討する
  • 見積もり費用・出張費・キャンセル料は事前確認する

のを忘れないようにしましょう!

土屋剛(FP)

詳しい見積もりの取り方や業者の比較方法は、この後に説明していきますね。

④相見積もりを取る

第四に、水漏れ等の緊急トラブルが発生した際に自分で業者を選ぶ場合には、最低でも3社から見積もりを取るのがおすすめです。

具体的には、まず以下の5つのポイントを電話の段階で確認して、見積もり依頼をする業者を選定しましょう。

  1. サービスや保証内容を書面で確認できるか
  2. キャンセル料金・出張料金・見積もり料の有無を書面で確認できるか
  3. 基本の料金表をもらえるか(料金表がない会社は危険)
  4. 作業に入る前に見積書をもらえるか
  5. 料金が変わる場合は、事前説明・同意の上で作業を進めてもらえるか

面倒くさい作業ではありますが、この方法で悪徳業者をふるいにかけられます。

仮に「夜遅い時間に鍵を失くしちゃったし、迷惑かな…?」という場合でも、見積り無料であれば3社同時に呼んでも問題ありません。

相見積もりを取るのは、消費者の当然の権利です。

  • 見積書の金額
  • 作業内容

の2つを比較し、作業内容のわからない部分は業者に直接質問した上で、実際に依頼する業者を選びましょう!

業者選びの注意ポイント

「口コミが良い」「地元業者なら広告費や人件費がかからないから安い」と決めつけるのおすすめできません。

というのも、口コミサイトでランクインするような業者は、広告費を支払い上位表示させているケースが多いからです。

また、地元密着型にみえるレスキューサービスも、大体が広範囲の地域をカバーしています。

実際には「広告費」や「受付・作業員の人件費」が発生してる場合が多く、地元にあるからといって一概に料金が安いとは言えないのです。

結論:水漏れ等のトラブル時はマグネット広告を頼らないのが吉!

それでは最後に、水漏れ等のトラブル時に悪徳業者に騙されないための重要なポイントを簡単におさらいしていきます。

本記事のまとめ

ポストに投函されるマグネット型広告などには、ぼったくり業者が紛れているケースが多いです。

具体的には、

  • 嘘の説明で高額請求される
  • 見積り無料と書かれていたのに、作業費を請求される
  • 作業を断ったら、キャンセル料を請求される

などのトラブルが年々増加しています。

もし業者の説明に違和感を感じた場合には、契約や支払いを進めずに最寄りの消費生活センター(188)に相談するのがおすすめです。

信頼できる業者を選びたい場合には、

  1. 賃貸やマンションは管理会社に連絡する
  2. 戸建ては住宅会社や施工業者に相談する
  3. 自治体の水道局に連絡する
  4. 相見積もりを取る

の4つの対処法を実践すると、ぼったくり業者に出会う確率を減らせます。

以上、今回は水漏れ等のトラブル時の対応について紹介しました。

緊急時だからこそ焦らず、本記事で紹介した方法を落ち着いて実践してみましょう。

土屋剛(FP)

ご相談内容にもよりますが、私が仕事で培ったネットワーク上の信頼できる業者を相談者さまに紹介することも可能です。

業者選び等で迷った際にお力になれることもありますので、ぜひお気軽にご相談くださいね!

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水漏れ等のトラブル時はマグネット広告に注意!ぼったくり業者への対処法4選

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