高校生のお小遣い平均はいくら?月1万円は多い?バイトあり・なし別の相場をFPが解説【2026年版】

高校生のお小遣いの平均額や月1万円の目安について悩む保護者と高校生のイメージ画像。バイトあり・なし別のお小遣い相場を解説する記事のアイキャッチ。

「高校生のお小遣いの平均はいくら?」
「月1万円は多い?少ない?」

と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。

高校生になると行動範囲が広がり、友人との付き合いや趣味、アルバイトなど、お金の使い方も大きく変わります。

そこで本記事では、

  • 高校生のお小遣い平均額
  • バイトあり・なし別の考え方
  • 月1万円は多いのか

についてFPがわかりやすく解説します。

お小遣いの決め方や親子トラブルを防ぐポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

執筆・監修者

土屋 剛(つちや ごう)

  • 株式会社FCTGファイナンシャルプランナーズ:代表
  • 講演実績:SBI証券や楽天等のマネーセミナー講師、確定拠出年金投資教育講師
  • 保有資格:ファイナンシャルプランナー(CFP®)、日商簿記2級、一種証券外務員資格
FP土屋
もくじ

高校生のお小遣い平均はいくら?

高校生のお小遣いの平均額5415円と中央値5000円を比較した図解。実際は5000円前後の家庭が多いことを解説。

リクルートの「スタディサプリ進路」が2025年に実施した調査によると、高校生のお小遣いの平均額は5,415円、中央値は5,000円でした。

高校生のお小遣いの平均・中央値

項目金額
平均額5,415円
中央値5,000円

中央値とは、金額を少ない順に並べたときに真ん中にくる金額のことです。

平均額は一部の高額なお小遣いによって押し上げられることがありますが、中央値を見ると「実際には月5,000円前後の家庭が多い」と考えられます。

そのため、高校生のお小遣いを決める際は、平均額だけでなく中央値も参考にするとよいでしょう。

FP土屋からのアドバイス

平均額はあくまで目安です。

高校生のお小遣いは、スマホ代や交通費を含めるか、アルバイトをしているかによって適正額が変わります。

FP土屋

金額の決め方については、後半の「高校生のお小遣いはどう決める?」で詳しく解説します。

高校生のお小遣い平均【バイトなし・バイトあり比較】

高校生のお小遣いの金額は、アルバイトをしているかどうかで考え方が変わります。

アルバイトをしていない場合、お小遣いが自由に使えるお金の中心になります。

一方、アルバイトをしている場合は、自分で収入を得られるため、お小遣いを減額したり、なくしたりする家庭も少なくありません。

そのため、高校生のお小遣いを考える際は、平均額だけでなく「アルバイトをしているかどうか」も重要なポイントになります。

バイトなしの高校生のお小遣いの考え方

アルバイトをしていない高校生の場合、お小遣いが主な自由費になります。

友人との外出や趣味、推し活などに使うお金をお小遣いから支払うケースも多く、家庭によってはスマホ代や昼食代の一部を含めることもあります。

そのため、お小遣いの金額だけでなく、「何をお小遣いで管理させるか」を決めることが大切です。

お小遣いの平均額はあくまで目安として考え、家庭の方針に合わせて調整するとよいでしょう。

バイトありの高校生のお小遣いの考え方

アルバイトをしている高校生の場合、お小遣いのルールは家庭によって大きく異なります。

マイナビの2025年調査によると、アルバイトをしている高校生の54.9%は「お小遣いをもらっていない」と回答しています。

そのため、アルバイトを始めると、お小遣いを減額したり廃止したりする家庭が多いことがわかります。

高校生のアルバイトについては、学校ごとのルールや注意点も確認しておきましょう。

例えば、

  • お小遣いは継続し、バイト代は貯金する
  • バイト代の一部を進学費用として積み立てる
  • お小遣いとバイト代を別々に管理する
  • お小遣いはなくし、バイト代でやりくりする

といったルールを設けている家庭もあります。

どの方法が正解というわけではなく、家庭の方針やお子さんの性格に合わせて決めることが大切です。

※出典:マイナビキャリアリサーチLab「高校生のアルバイト調査(2025年)」

FP土屋からのアドバイス

バイトを始めたからといって、お小遣いをなくす必要はありません。

大切なのは金額ではなく、「お小遣い」と「バイト代」の役割を決めることです。

FP土屋

例えば、お小遣いは友人との付き合いや趣味のためのお金、バイト代は貯金や将来のためのお金というように目的を分けると、お金の管理を学びやすくなります。

高校生のお小遣いは月1万円だと多い?少ない?

高校生のお小遣い5000円・8000円・1万円の目安を比較した図解。お小遣いに含める費用によって適切な金額が変わることを解説。

月1万円のお小遣いは、一般的な相場と比べると高めです。

ただし、お小遣いに何を含めるかによって適正額は大きく変わります。

金額だけで多い・少ないを判断するのではなく、使い道もあわせて考えることが大切です。

月5,000円の場合|平均的な金額

月5,000円は中央値に近く、高校生のお小遣いとして平均的な金額です。

スマホ代や交通費、昼食代などを親が負担している家庭であれば、十分な金額といえるでしょう。

月8,000円の場合|やや高めだが珍しくない

月8,000円は平均額より高めですが、部活動や友人との外出が多い高校生であれば珍しい金額ではありません。

特に電車移動が多い地域や、休日に友人と遊ぶ機会が多い場合は、お小遣いが増える傾向があります。

月1万円の場合|家庭によっては十分ありえる金額

月1万円は平均額より高めですが、一概に「多すぎる」とは言えません。

例えば、昼食代や交通費の一部をお小遣いから支払っている家庭もあります。また、部活動や趣味にお金がかかる場合もあるでしょう。

金額だけで判断するのではなく、「何に使うお金なのか」を確認することが大切です。

月2万円以上の場合|使い道の確認が大切

月2万円以上になると、高校生のお小遣いとしては高めです。

ただし、定期代や昼食代などを含めているケースもあるため、金額だけで判断はできません。

お小遣いとして渡しているお金の使い道を整理し、お子さんがお金を管理できているかを定期的に確認するとよいでしょう。

FP土屋からのアドバイス

「月1万円は多いですか?」という質問をよくいただきますが、金額だけで判断することはできません。

大切なのは、お小遣いで何を管理しているかです。

FP土屋

昼食代や交通費を含む家庭と、自由に使えるお金だけを渡す家庭では、同じ1万円でも意味が大きく異なります。

高校生のお小遣い平均【東京など都市部は高い?】

都市部で高校生のお小遣いが高くなりやすい理由をまとめた図解。交通費、交際費、ファッション費、推し活や趣味の費用など生活環境による違いを解説。

高校生のお小遣いは、東京などの都市部の方が高くなる傾向があります。

その背景には、どのような理由があるのでしょうか?

地域によってお小遣い額に差が出る理由

地域によってお小遣い額に違いが生まれやすい理由としては、次のようなものがあります。

  • 通学や外出にかかる交通費
  • 外食やカフェ代
  • 洋服やコスメなどのファッション費
  • 友人との付き合いや遊びにかかる交際費
  • 推し活や趣味にかかる費用
  • 家庭の教育方針

例えば、都市部では電車やバスで移動する機会が多く、通学や外出にかかる交通費が増えやすい傾向があります。

また、商業施設や娯楽施設が多い地域では、友人との外出や買い物の機会も増えやすく、交際費やファッション費がかかることもあるでしょう。

そのため、同じ高校生でも住んでいる地域や生活環境によって、必要なお金が変わることがあります。

FP土屋からのアドバイス

地域によって生活環境が異なるため、お小遣いに必要な金額も変わることがあります。

ただし、同じ地域に住んでいても、

  • 部活動や習い事をしているか
  • 友人と出かける機会が多いかどうか
  • 子供が何にお金を使っているか

によって必要なお金は異なります。

大切なのは地域で判断することではなく、「お子さんが何にどのくらいお金を使うのか」を基準に考えることです。

FP土屋

そのためにもまずは、現実的に月にいくらお小遣いが必要なのかをお子さんと話し合ってみましょう。

高校生のお小遣いはどう決める?

高校生のお小遣いの決め方を3ステップで解説した図解。何を含めるか、どう渡すか、どう管理するかを家庭ごとのルール作りの視点で紹介。

高校生のお小遣いに「正解の金額」はありません。

大切なのは、他の家庭と比較することではなく、お子さんの生活スタイルや家庭の方針に合わせて決めることです。

ここでは、高校生のお小遣いを決める際に確認したいポイントを紹介します。

①お小遣いに含める費用を決めよう

お小遣いの金額を決める際は、何をお小遣いに含めるのかを最初に決めておきましょう。

家庭によって考え方が分かれやすい費用には、次のようなものがあります。

  • スマホ代
  • 有料アプリやゲーム課金
  • 通学費
  • 昼食代
  • 交際費
  • 推し活代

例えば、家庭によっては、スマホ代や通学費は親が負担し、交際費や推し活代だけをお小遣いの中で管理してもらうケースがあります。

一方で、スマホ代や交通費も含めて、お小遣いの範囲内でやりくりしてもらう家庭もあります。

どちらが正解というわけではありません。

何を親が負担し、何をお小遣いで管理するのかを明確にしておくことで、適切なお小遣い額を決めやすくなり、親子の認識違いも防ぎやすくなるでしょう。

お小遣いの渡し方を決めよう

高校生のお小遣いは、金額だけでなく「どのように渡すか」も大切です。

同じ金額でも、渡し方によってお金の管理方法や身につく習慣は変わります。

家庭によってさまざまな方法がありますが、高校生のお小遣いの渡し方は主に次の3パターンに分けられます。

高校生のお小遣いの渡し方

渡し方特徴向いてるケース
定額制(月ごと)毎月決まった額を渡す管理力を育てたい
必要時支給(都度)必要なときに相談して渡す親子で使い道を確認したい
目的別支給交通費・昼食代・スマホ代などを用途ごとに管理する家計管理を学ばせたい

一般的には、毎月決まった金額を渡す「定額制」を選ぶ家庭が多く見られます。

また、高校生になると現金だけでなく、電子マネーやキャッシュレス決済でお小遣いを管理する家庭も増えています。

キャッシュレスは利用履歴を確認しやすい一方で、お金を使っている感覚が薄れやすい面もあります。

そのため、使い過ぎを防ぐために利用上限を決めたり、定期的に利用履歴を親子で振り返ったりすると安心です。

お小遣いで親子トラブルを防ぐポイント

お小遣いに関する親子トラブルは、「何に使ってよいのか」が曖昧なときに起こりやすくなります。

例えば、「お小遣いを使い切ったから追加でほしい」「友達はもっともらっているから増やしてほしい」といったケースです。

トラブルを防ぐためには、次のようなルールを事前に決めておくとよいでしょう。

  • お小遣いで支払うもの
  • 親が負担するもの
  • お小遣いの渡し方
  • お小遣いを使い切った場合の対応
  • お小遣い額を見直すタイミング

また、高校生になると自由に使えるお金が増えるため、衝動買いや課金、友人関係でのお金の使い方などで悩むケースもあります。

実際に高校生がお金で失敗しやすいケースや、家庭でできる対策については、以下の記事で詳しく解説しています。

お小遣いは単にお金を渡すだけではなく、お金の管理を学ぶ機会でもあります。

金額だけでなく、「何をお小遣いで管理するのか」「どのように渡すのか」まで親子で話し合っておくと、トラブルを防ぎやすくなるでしょう。

高校生のお小遣いに関するよくある質問

ここでは、高校生のお小遣いについて保護者の方からよくある質問をまとめました。

Q.高校生のお小遣いは月1万円でもらいすぎですか?

A.一概に「もらいすぎ」とは言えません。

スマホ代や昼食代、交通費を含めるかどうかによって適切な金額は変わります。お小遣いで何を管理するのかを基準に考えましょう。

Q.バイトをしている場合もお小遣いは必要ですか?

A.必要かどうかは家庭の方針によります。

お小遣いを継続する家庭もあれば、バイト代でやりくりしてもらう家庭もあります。大切なのは金額ではなく、お小遣いとバイト代の役割を決めることです。

Q.高校生になったらお小遣いを増やすべきですか?

A.必ず増やす必要はありません。

高校生になると行動範囲が広がり、お金が必要になる場面も増えます。

ただし、お小遣いが不足している理由を確認し、本当に増額が必要かどうかを親子で話し合うことが大切です。

Q.お小遣いを使い切った場合は追加で渡すべきですか?

A.必ずしも追加で渡す必要はありません。

まずは何に使ったのかを確認し、お小遣いの管理方法について親子で話し合いましょう。

ただし、交通費や昼食代など生活に必要なお金まで不足している場合は、お小遣いのルールや金額を見直した方がよいケースもあります。

高校生のお小遣いは「平均額」より家庭に合ったルールが大切

高校生のお小遣いに正解の金額はありません。

お小遣いの適正額は、スマホ代や交通費を含めるかどうか、アルバイトをしているかどうかなどによって大きく変わります。

この記事のポイントをまとめると、次のとおりです。

本記事のまとめ
  • 高校生のお小遣い平均額は5,415円、中央値は5,000円
  • 月1万円は平均より高めだが、一概にもらいすぎとは言えない
  • 東京など都市部はお金がかかりやすい傾向がある
  • お小遣いとバイト代の役割を決めることが大切
  • 金額よりも「何をお小遣いで管理するか」が重要
  • 親子でルールを決めることでトラブルを防ぎやすくなる

大切なのは、他の家庭と比較することではなく、お子さんの生活スタイルに合ったルールを作ることです。

お小遣いは単にお金を渡すだけではなく、お金の使い方や管理方法を学ぶ機会でもあります。

FP土屋

平均額に合わせることよりも、お子さんが無理なく管理できるルールを作ることを意識してみてください。

高校生のお小遣いだけでなく、教育費・大学費用・扶養の壁など、子育て世帯のお金の悩みは早めの準備が大切です。

お悩みの際は、FP土屋が家計と教育費をトータルでサポートいたしますので、遠慮なくご相談ください!

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