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エアコンの内部クリーンの電気代はいくら?効果・頻度・必要性を徹底解説

エアコンの内部クリーンの電気代はいくら?効果・頻度・必要性を徹底解説

エアコンの内部クリーン機能をみなさんは使っていますか?

内部クリーンとは、冷房か除湿で運転した後に、エアコン内部を乾燥させてカビや雑菌の繁殖を抑制する機能のことです。

つまり、内部クリーン=エアコンのカビ予防。

エアコンを清潔に保つために、内部クリーンは欠かせない存在です。

とはいえ、

マネ子

電気代がかかりそうだし、使うタイミングがわからない。

マネ男

内部クリーンを使うと、部屋が臭くなったり熱くなったりする気がする。

といった疑問や不安から、内部クリーン機能を使っていない方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、FP土屋がみなさんに清潔な空気を吸って過ごしていただくために、

  1. 内部クリーン機能の電気代
  2. 内部クリーンを使うメリット
  3. 内部クリーンを使うデメリット&解消法

の順に、エアコンの内部クリーン機能について徹底解説していきます。

土屋剛(FP)

エアコン必須な日本の夏を過ごすのであれば、ぜひ知っておきたい情報です。

最後までご一読くださいね!

もくじ

エアコンの内部クリーンの電気代はいくら?

エアコンの内部クリーンの電気代はいくら?

内部クリーンの電気代はメーカーや機種にもよりますが、1回あたり1~4円前後※です。

例えば、1回3円の内部クリーンを1ヶ月(30日)毎日使用した場合には、以下の費用がかかります。

3円×30日=1ヶ月あたり90円

思ったよりも安い!という印象を受けた方が多いのではないでしょうか?

土屋剛(FP)

では次に、実際に内部クリーンはどのくらいの頻度で使用したほうが良いのかについて紹介します。

頻度はどのくらいが正解?

エアコンの内部クリーンの適正頻度は、冷房または除湿運転後の「毎回~3日に1回程度※」です。

機種によって推奨頻度が異なるので、詳しくは購入したエアコンの説明書を読んでみましょう。

エアコンによっては、自動で内部クリーンが設定されている機種があります。

設定を消さずに、そのままにしておくと自動で運転終了後に内部クリーン機能が作動します。

手動の機種は、通常はエアコンリモコンに内部クリーンボタンがあります。

自分で設定するのを忘れないようにしましょう。

土屋剛(FP)

では次に、エアコンの内部クリーンにかかる時間を紹介します。

内部クリーンにかかる時間

内部クリーンにかかる時間は、1時間~2時間15分※とメーカーや機種によって大きな違いがあります。

内部クリーン運転が始まると、長時間続く温度・湿度の上昇に不快感を覚える方も多いです。

記事後半の『エアコンの内部クリーンを使うデメリット&解消法』では、内部クリーン運転時の不快感を解消する方法も紹介するので、あわせて参考にしてくださいね。

土屋剛(FP)

では次に、エアコンの電気代がかかっても、内部クリーンを使用するメリットを紹介していきます。

エアコンの内部クリーンを電気代ありでも使うメリット

エアコンの内部クリーンを電気代ありでも使うメリット

冒頭でもお伝えしたとおり、内部クリーンはエアコンのカビ予防に有効な機能です。

冷房や除湿運転の後は、エアコン内部に結露ができます。

その状態を放置すると、

  • カビ
  • 悪臭

などが発生するので、運転終了後は内部クリーンでエアコンを乾燥させるのが重要なポイントになるのです。

土屋剛(FP)

「カビが生えたエアコンを使う=部屋中にカビをばらまく」と同じことです。

アレルギーなどの健康被害も考えて、1回数円の電気代よりも内部クリーンの使用を優先しましょう!

内部クリーンを使えば、掃除は不要?

内部クリーンの効果は、あくまでもカビ予防。

すでに発生しているホコリやカビを取り除けるわけではないので、内部クリーンを使用していても定期的な清掃が必要です。

土屋剛(FP)

では次に、エアコンの内部クリーンを使用するデメリットを紹介します。

エアコンの内部クリーンを使うデメリット&解消法

エアコンの内部クリーンを使うデメリット&解消法

エアコンの内部クリーンを使うデメリットは、大きくわけて

  1. 部屋の温度や湿度が上がる
  2. 内部クリーン中の匂いが気になる

の2つです。

土屋剛(FP)

それぞれどういうことか、解説していきますね!

部屋の温度や湿度が上がる

内部クリーンでは、送風や暖房でエアコン内部を乾燥させるため、内部クリーン運転中は部屋の温度や湿度が上昇します。

そのため、内部クリーンは「エアコンを切る=部屋に人がいない時間」につかうのがおすすめです。

内部クリーンによる蒸し暑さを少しでも解消したい方は、内部クリーン運転中は

  • 窓を開ける
  • 換気扇を回す

などの方法で換気すると良いでしょう。

内部クリーン中のニオイが気になる

内部クリーン中のニオイは、すでにエアコン内部についてしまったカビやホコリが原因の可能性が高いです。

まずは、お使いのエアコンの説明書を参考にエアコンの掃除をしてみましょう。

臭いの原因の元をなくせるだけではなく、環境省によれば2週間に一度フィルター掃除をするだけで、

  • 冷房時:約4%
  • 暖房時:約6%

も消費電力を削減できるそうです!※

ただし、内部にこびりついてしまったカビはセルフクリーニングだけでは取り切れないケースも多いです。

  • 10年以上使っている場合は、買い替えを検討する
  • 専門のエアコン掃除業者にクリーニングを頼む

などして、対応しましょう。

結論:エアコンの内部クリーンで電気代よりカビ予防を優先!

それでは最後に、エアコンの内部クリーンについて重要なポイントをおさらいしていきます。

本記事のまとめ

エアコンの内部クリーンは、1回あたり約1~4円。

仮に1回3円で1ヶ月毎日使っても90円と、非常に安いのにカビ予防に効果的です。

ただし、運転中は、

  • 部屋の湿度&温度が上がる
  • ニオイが気になる

などのデメリットがあります。

気になる場合には、

  • 部屋に人がいないときに使う
  • 換気をする
  • エアコン掃除をする

などの方法で対策するのがおすすめです。

以上、今回はエアコンの内部クリーンについてお話しました。

土屋剛(FP)

夏にかかせないエアコンですが、衛生面を考えて内部クリーン機能を積極的に活用しましょう。

ぜひ、本記事を参考に定期的なフィルター掃除も習慣づけてみてくださいね!

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